玄関からLDKへの動線に配置した洗面台。もともと脱衣室と一緒のスペースにあったユニットの洗面台を撤去し、独立させて新たに作り変えました。

タイル調の壁はクッションフロアを使用し、工費、工期ともに大幅カット。足元のほうまで同じ柄で続いています。

カウンターは防水のため木目調シートで、お手入れも簡単です。洗面ボウルは埋め込まず上に置くことで、カウンター下のスペースを広くとることができました。作り付けの収納は作らず、キッチンワゴンが入る高さに設計。造り付けならではです。

給排水は掃除機やワイパーがかけやすいよう壁付けにしました。

照明は天井からではなく、小ぶりのペンダントライトで。2種類を違う高さに吊ることで空間に動きが出ます。

洗面スペースという限られた空間だからこそ、思い切って他とは違う雰囲気にしてみるというのもアリですね。